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新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol.49
新作『寫眞館』公開記念 なかむらたかしとその作品

 なかむらたかしは『AKIRA』『ファンタジックチルドレン』等で知られるクリエイター。10月のオールナイトは、新作短編『寫眞館』の公開を控えた彼の特集上映だ。上映作品は『未来警察ウラシマン』から26話「ネオトキオ発地獄行き」、そして『Manie-Manie 迷宮物語』『バニパルウィット』『パルムの樹』を予定している。※追記 新作短編『寫眞館』も特別上映できることとなった。

 『未来警察ウラシマン』は、なかむらたかしがキャラクターデザインを務めたTVシリーズ。26話「ネオトキオ発地獄行き」は彼が絵コンテ、作画監督、原画を担当したエピソードで、痛快アクションもの。緻密な画面構成も見どころだ。『迷宮物語』は3本の短編で構成されたオムニバス。そのうちの「工事中止命令」で作画監督を担当している。大友克洋のアニメ監督デビュー作であり、大友世界を見事に映像化した作品だ。
 『バニパルウィット』と『パルムの樹』は、いずれもなかむらたかしが、原作と監督を務めたオリジナルの劇場作品(『バニパルウィット』では、キャラクターデザインと作画監督も兼任)。『バニパルウィット』は漫画映画的な冒険活劇で、ユニークなビジュアルが印象に残るフィルム。『パルムの樹』は重たいテーマに挑んだファンタジーであり、入魂の1本だ。

 トークの出演者は、なかむらたかしと小黒祐一郎(本誌編集長)を予定。前売りチケットは新文芸坐とチケットびあで、9月28日(土)から発売開始。また、当日はなかむらたかしマンガ作品を集めた単行本「TWILIGHT」(2006年刊)を販売する。

新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol.49
新作『寫眞館』公開記念 なかむらたかしとその作品

開催日

2013年10月19日(土)

会場

新文芸坐

料金

当日一般2500円(前売・友の会2300円)
※オールナイト上映につき18歳未満の入場不可

トーク出演

なかむらたかし、小黒祐一郎(本誌編集長)

上映タイトル

『未来警察ウラシマン』26話「ネオトキオ発地獄行き」(TV作品/1983年)※Blu-ray上映
『迷宮物語』(劇場作品/1987年)※35mmフィルム上映
『バニパルウィット』(劇場作品/1998年)※Blu-ray上映
『パルムの樹』(劇場作品/2002年)※35mmフィルム上映
『寫眞館』(劇場作品/2013年)

協力

一般社団法人 日本アニメーター・演出協会(JAniCA)

●関連サイト
新文芸坐オフィシャルサイト
http://www.shin-bungeiza.com/